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株式会社マルサヤ

伝統製法による手作りの鰹節。この後天日干しを繰り返し2年後に出荷。
伝統製法による手作りの鰹節。
この後天日干しを繰り返し2年後に出荷。
業務用鰹節問屋としてラーメンの和風スープづくりをバックアップする
二神英治氏




株式会社マルサヤ
代表取締役社長
二神英治 氏

(株)マルサヤは業務用鰹節の専門問屋として、そばうどん店、和食店、ラーメン店などの味づくりを支えている。豊富な在庫で細かなニーズに対応する同社は新商品の「和風ラーメンパック」を開発。話題を呼んでいる。

創業以来、一貫して本物にこだわり続ける、業務用鰹節の専門問屋

本枯本節二年物
本枯本節二年物

 現在のラーメンの世界は魚介系スープ、和風スープを抜きにして語ることはできない。魚介系と動物系を合わせるダブルスープ、さらにはトリプルスープとラーメンスープは進化と深化を遂げている。


 魚介系スープ、和風スープをつくるために必要な食材は鰹節、煮干し、昆布など。(株)マルサヤはそれらの和風だしの材料を扱う、業務用鰹節の専門問屋である。


 創業は昭和37年。全国の産地と直接取引をし、質の高いだしの材料を安定して仕入れ、クライアントであるそばうどん店、和食店、そしてラーメン店に提供している。例えば本節は鹿児島県枕崎・山川地区、宗田節は高知県土佐清水地区というように、最高の品質として評価されているものにこだわって仕入れている。


 そば店向けの商品として同社が提供する「本枯本節二年物」は製造から2年以上経過し、乾燥と熟成が進んだ最上級の鰹節であり、鰹節本来の旨味と上品さを兼ね備えただしがとれる。これは業界に先駆けて同社が商品化したもので、味にこだわるそば店などで使われている。従来は考えられなかったもので、同社の常識にとらわれない姿勢と商品開発力の高さを証明する商品である。


あらゆるニーズに即座に応えるために豊富な在庫を確保する

安定供給のために豊富な在庫を誇る
安定供給のために豊富な在庫を誇る

 味の方向性がある程度決まっているそば・うどん店の場合はだしの材料ととりかたには一定の法則、定石がある。


 ラーメン店はまったく違う。チェーン店を除けば、それこそ店の数だけ味のつくりかたが違う。スープづくりでも使う食材も違えば、だしのとり方も違う。どんな味のスープにしたいかで必要な食材が変わってくる。


 同社はそういうラーメン店の細かな要望に応えられる豊富な在庫を用意している。


 「在庫量ではおそらく日本一ではないでしょうか」と同社二神英治社長は話す。近年の企業戦略ではなるべく在庫を抱えないというのが常識である。同社はあえて在庫を抱えているのだという。


 「在庫を抱えるのは企業経営としてはマイナスの部分もあります。しかし、あらゆる種類を豊富に在庫として持つことで、お客さまの多様なニーズに即座に応えられることを目標に掲げました」(二神社長)。


 鰹節はもちろん、煮干しでも産地別、製造者別、脂分の多いもの・少ないものなどさまざまなタイプのものを用意している。限られたものからしか選べなければ、でき上がるスープの味も決まってしまう。イメージするものと微妙に違っても、そこで納得するしかない。同社にはさまざまなタイプの食材があるから、イメージ通りの味をつくることが可能だ。


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ラーメンに関するあらゆる食材・設備・サービス・フランチャイズが一堂に集まるラーメン産業展2008。
2008年10月21日(火)~23日(木) パシフィコ横浜にて開催決定。